スピッツ / とげまる

universal music

UPJH-9041/2

2LP  Gat (reissue)

2017

JP

 

リイシュー盤です。

当初の予定通り購入は3枚にとどまりました。

 

さて、今回の仕様まとめです。

 

・ジャケ変更

結論から言うとジャケ変更はほぼ「なし」かと。

若干ですが仕様変更で多少変わっているものがあるくらいでアートワークの変更は「なし」と捉えていいでしょう。ま、全部隅々まで見比べたわけではないことは付け加えておきます。

とりあえず、とげまるは変更はなさそうです。

ただ、裏ジャケはスピッツのロゴと 30th anniversary の文字が刻まれていて多少の変更があるのかな? といった感じです。

オリジナルを覚えていないので、こればっかりはわかりません。

 

・ジャケ素材

これまでのアナログに使用されていた紙の素材にはアルバムによって若干の違いがありましたが今回のリイシューでは統一されているっぽいですね。

ま、これも飽くまで私が購入した3枚のサンプルを見比べただけの見解ですのであしからず。

 

・180g?

確か今回は180gの高音質盤とうたっていたはずですが、私が認識している重量盤とは違い、そう言われれば、通常より?多少?厚いかな?ぐらいなので、これを期待してると肩透かしを食らうかもです。

ま、そもそもの私の180gの認識が間違っているのかもしれませんが、この程度の重量で heavy weight とうたっている盤には出会ったことなかった気がします。

 

・封入物

ごくごくシンプルな歌詞カードのみです。

マンガも絵も帯も復刻はなしです。

 

・外袋にステッカー

私はシュリンクについているステッカーなども取っておく派です。

シュリンクを取ってしまった時はそのままジャケに貼ったりしてました。

細かい話になりますが、外袋は糊付で、しかも開く側にも糊がくっついてくるタイプなので、取り出す時に気を使います。うまく説明できているかわかりませんが、これってヘタするとジャケにくっついて最悪剥がす時にジャケが一緒に剥がれてしまう危険性があります。こんな外袋は取り出したらステッカーを取ってもう使わないんですが、今回のステッカーの貼り付き具合ったらなかったです。

普通アナログのステッカーって剥がれやすいのが定番だったんですけど。

醒めないのステッカーは外して糊なしの外袋に貼っていますが、そんな強力に貼り付いてることはなかったんですけどね。今回は非常に苦労しました。

そもそも以前は糊付きの外袋なんかじゃなかったんですけどね。

 

まとめとしては、私のようなレーベル柄がどうとか装丁にうるさい人にとってはオリジナルに取って代わるようなリイシューではなかったというとこでしょうか。

だからと言って今更万出してまでオリジナルを買おうとは思いませんが。

ま、最低限の補完はできたので、そこはよかったと思います。このリイシューがなかったらとげまるを所有することはなかったかもしれないですし。

逆に装丁の細かいところは気にせずジャケだけが目当て・音だけが目当て・CDの曲順に聴きたい!・オリジナルを買うお金はないけど、この値段だったら買えるという人にとっては価値のあるリイシューだったのではないでしょうか。

私は基本オリジナルにはこだわらない・リイシューで全然いい派ですが、今回ばかりは私の重視する項目が大分変更されてしまっていたので、オリジナル一択ですね。

 

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リリース後1週間経ちましたが、ネットではアイテムによっては売り切れているところが結構出ているようですね。こういう時は足を使って探すに限ります。まだまだ実店舗では在庫を持っているところがあるでしょう。

しかし、今回はハチミツやフェイクファーが売り切れるのはわかるのですが、特にレアでもなかった*1インディゴが早い段階で売り切れてたのは意外でした。

そして、最難関LPのオーロラやオフィシャルリリースLPの中では最も手に入り難かったであろうこのとげまるはまだ普通に売れ残っています。

ということで、今回はオリジナルのレア度とかよりも好きなアルバムランキングの上から順に売り切れてくって感じなんじゃないでしょうか。

*1:というか、スピッツのアナログの中ではいちばん手に入りやすかった部類に入るであろうかと