the delgados / hate
Mantra Recordings
MNTLP1031
LP
2002
UK
出だしから全開です。
新鮮さはありませんが、前作からの流れを引き継ぎ、dave fridman プロデュースもかっちりとハマッた安心すら覚える安定したサウンドと、更に洗練さを増したソングライティングで、彼らは the delgados としてのひとつの到達点に辿り着きます。
と同時にひとつの終焉を迎えたと言っていいでしょう。
聴く側としてもこのアルバムで燃え尽きた感はありました。
ここで解散してもおかしくありませんでしたが、彼らは dave 抜きでもう1枚アルバムを作るという選択をします。
その後メンバーの脱退を機に解散してしまいますが。
最後のアルバム辺りで最初で最後の初来日公演があったのですが、仕事が忙しく、しかも平日だったので泣く泣く諦めた記憶があります。
ま、その頃は思いも冷めてましたし今となってはどうすることもできませんが、できれば 3rd を出した辺りて来てほしかったですね。
おそらくいちばん売れたでしょうし、たまに見かけますので手に入らないことはないでしょう。