death cab for cutie / something about airplanes
Barsuk Records
bark5lp
LP (reissue)
2014
US
去年、デスキャブの旧譜がまとめてリイシューされて、ずっと欲しかった2ndがようやく単体でリイシューされて個人的にはかなりアガったのですが、世間的にはそんなでもないみたいですね。
blur の時のデジャヴのような感じです。
1stのオリジナルは万超え、2ndのオリジナルは確か300枚限定でようやく見つけたと思ったら状態最悪で泣く泣く諦め、3rdは見たこともない。
で、リイシューはされてるけどボックスのみで2万以上してて手が出ない。っていう壊滅状態だったんですけどね。
こうしてみると、blur より状況は悪かったように思います。
それが、やっと単体お手頃価格でリイシュー!ってなったらアガると思うんですけどね。
何だかあんまり売れてないみたいで、ちょっと世間とは温度差がありますね。デスキャブはある程度ファンは多いと思ってたんですが。アナログの需要が少ないってことなのかな。
で、1stから3rdまでまとめて買ったんですが、久しぶりに聴いたら私の中でそんなに序列の高くなかったこの1stがいちばんよかったんですね。
この後洗練されていく前の、ポストロック的な感じとか非常に好みでした。特にB面の最終曲に向けての流れと最終曲の高揚感と言ったらないです。
ある人はそれを実験的と言うんでしょうけど。私にはそれがよく響きましたね。
そして、アートワークが凝っているのも素晴らしいですね。