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UPJY-9013
12"
2015
JP
今さらのアナログ化です。
なぜ今回のタイミングでこのリリースなのか不明です。
しかも早い段階から予約が完売し、発売前からオークションで倍の価格で取引されているという、異常な状況でした。
ポールウェラーはこういうのがイヤでRSD不参加を表明したんですよね。
少し状況は違いますが、本来「もう一度レコードショップでレコードを買おう!」ってことで始まった企画のために実店舗限定でリリースされていたレコードがいつしか転売屋に多く渡るようになってしまって、アーティストの意向に沿わない取引が横行するようになってしまったと。
「そういった出品者からは買わないで!」なんて声明を出していました。それでもRSD参加アーティストは年々増えている気がしますけどね。
売れ残っているのもよく見かけますが・・・。
話が逸れました。
あと、リマスターもされているとか。
最近何かにつけてリマスターって言いますが、たった4年前にリリースした音源をリマスターする必要ってあるんでしょうかね。
リアムに言わせれば
"how can you remaster something that's already being mastered"
ですが。
私には効果の程はわかりませんでした。原曲をきちんとした形で聴いたことがないので当たり前ですが。
そもそも12"1枚に2千いくらというのも普通の私だったらあり得ないのですが、限定という誘惑に負けてしまったということです。
しかし、今回この12"入手には成功しましたが、同時期にリリースされた nujabes の luv sic 3 の入手は失敗に終わりました。早い段階で大手で予約したから大丈夫だと思ってたら普通に入荷の見込みがないとキャンセル食らって、もうその時には既に手遅れでした。
今回だけは読み違えましたね。
これだけプレス数が少なくて、しかも予約以外はほぼ市場に出回らないとは思いませんでした。
発売直後にユニオンが定価以上で want list に載せてるぐらいですから。
やっぱりこの手のものは小売店で予約するに限りますね。勉強になりました。
ま、オークションなんかで大量に出品されてますが、*1そこまでして欲しいわけじゃないし、そこで買ってしまうのは何か違うので手は出しませんけども。
それに比べてこっちは結構店頭販売してるみたいですね。
足を使えばまだ手に入るチャンスはありそうです。
内容ですが、1曲目はこんなにジャカジャカうるさかったのかという印象です。この手のキックが速いのはあまり好きではありません。楽曲自体は嫌いではなかったはずですが、ちゃんと聴いてみるとやっぱりそういうところに目が行ってしまいます。
それに引き換え2曲目はよかったですね。こっちの方が好みでした。
B面は上記の理由により聴くまでもないので、これだったら片面1曲ずつでよかったですね。
今回唯一よかったところと言えば、ピクチャーレーベルにありがちな塩ビのスリーブではないところです。
長期保存には全く向かない素材なのになんであれが使われるのか理解に苦しみます。その点だけはよかったです。
*1:しかもこっちより高額で