silent poets / "for nothing remix" limited edition vinyl vol.1
idyllic records, toy's factory
TFJC-38217
LP
1998
JP
彼らは "firm roots" 以降アルバムとセットでリミックスをリリースしていますが、この "for nothing" は次作に最も近づいた作品だと言えるでしょう。
アナザーバージョンや輸入盤、シングルなどのリリースはなく、次作と比べると規模は小さいですが、確実に次作への可能性を感じ取ることができます。
CD盤をわざわざ2枚に分けてリリースしているので6曲しか入っていません。
ただ、ご覧の通りメンツはかなりツボですね。
verve / a storm in heaven
vergin, universal
00602547865380, 4786538
LP (reissue) Gat
2016
EU
この1stもそうですが、初期のアートワークは非常に良いですね。
ここまで来ると、1st以前の12"も余裕があったら集めていこうかという気になっています。
しかも、期待していた2ndよりもこっちの方が好みでしたね。
アルバムとしての統一感とサイケ感とアートワークと。
こうなってくると、3rdにはあまり期待できそうにない気がしてきました。
silent poets / to come... remix volume 02
idyllic records, toy's factory
TFJC-38235-6
2LP
2000
JP
リミックス集第2弾です。
こちらは "to come..."の輸入盤のレーベル yellow production のオーナーである alain ho*1 のプロデュースです。
こちらはレーベルのカラーなのか第一弾とは打って変わってハウスっぽいクラブミュージック色の強い盤になっています。
第一弾の濃いメンツに疲れた人にはちょうどいいんじゃないかと思います。
"to come..."関連のアルバムは以上になります。
輸入盤は実店舗では見かけたことがないので未入手です。
かと言ってわざわざ探してまで欲しいとも思わないので、ふと見かけた時にあったら買うか程度です。
*1:次作では共同制作者として名を連ねています
silent poets / to come... remix volume 01
idyllic records, toy's factory
TFJC-38233-4
2LP
2000
JP
リミックス第一弾です。
下田氏が直接プロデュースを手掛けていることもあってか、silent poets の世界観を理解しているリミックス陣が名を連ね、ただのリミックス集ではなくもうひとつのアナザーバージョンと言えるほどのクオリティになっています。
そして、特筆すべきは mark stewart のリミックスでしょう。
一体どんな強烈な dub mix を仕掛けてくるかと思いきや、この盤いちばんの牧歌的メロディを奏でてくるといった暴挙に出ています。
彼の中にこんな優しいメロディが存在したということに何よりもまず驚きました。
そんなわけで "to come..." の世界を深く知るためにはこれも必聴の盤ですね。
kula shaker / k
music on vinyl
MOVLP372
LP+7"
2011
EU
たぶん10数年ぶりにまともに聴きましたが、私が持っていた印象よりもよくできているアルバムだと思いました。
シングルの印象しか残っていませんでしたが、アルバムとしてしっかりしているなと。
CDはとっくに手放してしまったと思いますので、またこうして「おかえりなさい」アルバムが増えていきますね。
最近自身のレーベルからリイシューされたようですが、これはMOV盤のリイシューです。
こっちは高額盤である “hush” の7"のリイシューも付いてくるので断然お得です。
silent poets / "to come...2" dub version
idyllic records, toy's factory
TFJC-38227-8
2LP
1999
JP
こちらが正式にリリースされたアナザーバージョンです。
CD盤では dub version と strings version の2枚組でしたが、アナログでは dub version のみの収録です。
これもまたCD盤とは曲順が違います。
輸入盤もリリースされていますが、どちらかというと後述のリミックス盤をベースとしているので、こちらとは別物と考えた方がいいでしょう。
数ある "to come..." 関連の作品の中でも私は dub に特化したこちらのバージョンがいちばん好きですね。
ただ、本作があってこそ映えるバージョンだということも忘れてはいけませんけども。